某 死刑判決についての記事の

コメント欄に

''彼は私にとって英雄である''

と書かれていて 驚いた

その人は更に、

''障がいをもつ人を育てたり、介護した事がない人達には分からないと思うが、本当に辛い事で、私の身内も自殺しようとした事がある、また知人は、鬱になり実際に自殺してしまった。''

のような内容(かなり簡潔にまとめてある)

が記されており、

 

さらに

このコメントに対する返信にも、賛同するものが複数名いたという事

 

 

 

言いきれる

違う 絶対に間違っている

 

誰から見ても

彼は殺人者で、英雄ではない。

 

 

確かに

 

障がいをもつ人を育てるのが苦しくて

消えて欲しいと心の底から願っていたとして

自分からはどうする事も出来なかった時に

三者がその存在をかき消してくれる

 

という利害関係は成り立っているかもしれないが

 

 

根底が間違っている

 

命を背負う覚悟が足りなすぎる

 

 

生まれた時から、または後の事故などで、

不自由な生活を強いられる身体になってしまった人達の

自分で補いきれない人の命を

一瞬でも自分が守りきると想ったのなら

背負う覚悟が全然足りない

 

 

 

何より命の重さをまるで分かっていない

 

 

 

偉大な著名人が亡くなった

色んな人に影響を与えていて

そんな大切な 命が無くなった 

 

違う

 

命の本当の重さはこんな規模なんかじゃない

 

 

 

その人の後を継ぎたい、超えたい、

憧れる 尊敬する

そんな人達がごまんといる

 

亡骸すら無くなった世界で

この先100年は残り続ける

 

失って初めて気付くなんて言ってられるほど軽いもんじゃない

 

 

産まれてから

死んで その後まで 忘れられるまで

もしかするとその後まで ずっと重い

 

 

 

そんなもんを

生半可な覚悟と メンタルで

背負って生きていくなんて 言うなって話

 

 

 

 

 

 

何が英雄だ

ふざけんな 家族だろうが自分の

私にはとても重く背負いきれませんでしたごめんなさいって言えよ

ってか

そう言ってるよもう

己を恥じろ一生

 

 

人の命を奪っていい権利なんて

人には無いし

神様がいたとしても

そいつにも一切ない

 

例え本当にアダムとイヴを産み落としていたとしても

2つの命を0から作り上げたのだとしても

殺していい権利なんかない

 

生み出した時に覚悟をしろって話

最後まで待つと

 

 

 

死んだら終わりとか

失うとか 思うなよ

 

なんでお前らは目に見えるものしか見えない

 

全然消えないから 

 

そういう命を英雄と呼べよ

なんで目の前で必死に生きていた家族が英雄じゃなくて

勝手に奪っていった人が英雄にみえんだよ

 

だから

なんでお前らは目に見えるものしか見えない

 

 

 

 

次生まれてきたときは

奪った5倍の命を救うような人であるといいな

この世界は多分そういう風に出来ているはず