最近あった損してるなあこの人という話。

 

人間というものはそもそも、自分を基準に世の中を見ることが多いと思っていて、

例えば人の悪口をたくさん言ったり思いつく人は、

何かあったときに人に悪口を言われたり、思われているんじゃないかと心配になる人が多いイメージで。

 

だからこそ、何も考えていない人は楽でいいなというセリフも、

何も考えていないんじゃなくて、その人の基準ではだれが何をしようとも、

たいていのことでは何も反応しないだけだと思っている。

 

ようするに人のことが嫌いな人ほど、

人に嫌われる ような 人生で、

人のことが好きな人ほど、

ほかの人に好かれている ような 人生

だと感じるはずだ。

 

この間、

典型的な人間に出会って話をした。

その人を一言で表すと、文化祭とか本気でやるのださいよね。

って人。

でも、本当は本気で楽しみたいから、誰かに本気にさせてほしい

って人。

その人の話を聞いていると、

その人自身がそう思っているんじゃなくて、

周りにそう思われてしまいそうで嫌だということだった。

自分ならそう感じるから、周りにもそう感じられることを危惧していた。

一種の防衛本能でもある、

言われるぐらいなら言う側になったほうがいいってやつ。

 

自分は失敗を多くしてきた、

という人よりも

自分は失敗を多く見てきた

という人のほうがそういう傾向にあるのかもしれない。

とその人は言っていた。

 

自分は末っ子だから上の人の失敗を多く見てきた。

だから失敗するのが怖いと言っていた。

別に兄弟の関係性がどうとかいう話ではないが、

納得はできた。